カリポスト

触れてはならぬ者

～３日後～

ｰドイツ・ブレーメン郊外・ハイン邸

『ハイン様。柊と名乗る者がハイン様にお会いしたいと言っております。』

ハ『…柊……一人か？』

『いえ。その他男女一名ずつの三名で来ております。』

ハ『……通せ。』

『はい！』

…ｺﾝｺﾝ

『…どうぞ』

『失礼します。』

ハ『…柊君。君が私に会いに来るなんて、とうとう私の誘いに乗る気にでもなったのかな？』

柊『いえ。今日は私の誘いに乗ってもらいに来ました。』

ハ『……君といい増田といい、随分自分勝手な人達だね。』

柊『…やはり彼とも会ったんですね？』

ハ『ああ。会ったよ。なかなか面白い奴だったね。柊君そこの二人は紹介してもらえないのかな？』

ユ『失礼しました。私は柊支部長の秘書をやらせて頂いております。倉持・Ｊ・ユキと申します。』

と『私はグランドアースリーダー…』

…ｶﾞﾁｬ…ｶﾞﾁｬ…ｶﾞﾁｬ