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柊『自信など私にはどうでもいい事。やらねばならぬ事をやっているだけです。』
ハ『いずれにしても私はただで情報をあげるのは嫌いでね。対価交換をしようか?私が今一番興味がある事についての情報ならそれを認めよう。』
と『その情報とは?』
ハ『…赤のカリポスト伝承者増田。私は今一番彼に興味がある。』
柊『それなら彼が持ってますよ。』
と『ええ。私と増田はかつて親しい友人でした。』
ハ『今は友人ではないだね?まぁ違うカリポスト同士。今となっては家族でさえ些細な繋がりだ。』
と『いえ。私と増田は大分前にそれとは関係なく、疎遠になっています。』
ハ『………なるほど。かなり前に疎遠になったのに、彼のどんな情報を持っているのかな?』
ハインは増田のあの言葉が頭をよぎっていた。
『ただ大切な奴を生かしてもらう為…』
“もしかするとこのともっくがその大切な奴…。
いや、彼は大分前に疎遠になったと言っている”
ハインは苛立っていた。
増田本人にしかり増田に関係するモノはハインの心を平気で揺さぶってくるからだ。
と『増田は………』
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