-2084年-

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柊『はい…そのようですね…では集めますか?』 大『いや…待ってくれ!これから各州知事を集め会議を開く!』 柊『州知事って…今はそんな事やってる場合じゃないはず!』 大『議題は…如何に日本を守るか。私は日本の大統領だ!世界全体を考えてる暇はない!とにかく今は日本を、この国を守る事を優先させる!』 柊『…わかりました。私もまた自分の仕事を優先させます。…では。』 大『柊…。』 大統領との話を終えた柊は北海道へ向かう道中、一つの想いが頭をめぐっていた…。 “ホントに人類は生き残るべきなのだろうか…?” 『支部長!』 『支部長!!』 『柊支部長!!』 柊『ん?あ、ごめんユキ。』 ユ『大丈夫ですか?…それで、大統領はなんと?』 柊『ん~大統領は…人類よりも日本人が好きだって!』 ユ『…柊支部長。日本人も人類ですが…』 柊『だよね…。』 ユ『……』
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