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『わかった!俺が探してやるよ!』
『ホント!さすがりょうにいちゃん!ありがとう!』
『……お、お願いします』
増田の気持ちとは裏腹に事はどんどん進んでいく。
~一ヶ月後~
増『光輝…あれから結構たつけどりょうさんは探してくれてるのかな?』
光『探してくれてるよ。りょうにいちゃんはすげー顔広いし、不良みたいだけど頭がめちゃくちゃいいんだ!絶対見つけてくれるよ』
増田は後悔はしていたモノのやはり実の両親に会えるかもしれないという淡い期待に、落ち着かない日々を送っていた。
それから一週間がたったある日。
光『慎吾!!慎吾!!』
日曜日の朝早く、いつも冷静な光輝がものすごく慌てた様子で増田の家にやってきた。
増『光輝まだ7時…』
光『いいから来て!!早く!!』
光輝の表情をみてただ事ではないとさっした増田は着替えだけ済まし、光輝の後をついていった。
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