触れてはならぬ者

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家の中に入ると今度は本物の人間が光輝を出迎えた。 『お帰りなさいませご主人様。お久しぶりです増田様。』 増『あ、ど、どうも。』 光『俺の部屋に行くから誰もこないでね!お茶とかもいいから!あっ!やっぱり慎吾のお茶だけ持ってきて!』 『かしこまりました。』 2人は大きな中央階段を上り光輝の部屋に向かった。 増田は以前光輝の家に遊びにきた時やらせてもらった最新のバーチャルゲームはまだあるのかと聞きたかったが、なんとなく不謹慎なのでやめた。 部屋に着くと光輝はすぐにPCを起動させた。 光『ちょっと待ってて。』 光輝がパソコンをいじっている間、増田は部屋を見渡していた。 部屋といってもやはりただの部屋ではなく、この部屋の右奥には階段がある。 つまり部屋なのに二階構造になっているのだ。
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