カリポスト

触れてはならぬ者

増『……光輝…これ…７月４日の日記』

光『うん。』

増『…奴らって書いてある。犯人は１人じゃないの？』

光『りょうにいちゃんは何かわかっていたんだよ！確か…７月７日の日記だったと思う！見てみて!』

増『７月７日……』

‘７月７日’

大体奴らのスタイルが掴めてきた。

ご苦労な事に、奴らは24時間体制で俺を見張っているみたいだ。

しかも一人二人じゃない。

俺も今まで色々ヤバイ事もしてきた。だから付けられたり、見張られたりは何度も経験してる。

付けられいるのか？また誰が付けているのか？

一発で見抜く方法がある。

まずは公園など、見とうしの良い場所に行き、そこでわざと目立つ行動をする。
そうすると当然俺に視線が集まる。

だけど付けてる奴は絶対に俺を見ない。

今日噴水広場前でそれをやってみた。

そこにはおよそ３０人くらいの人がいた。

果たして何人が視線を外すのか？

そしたら驚いた事に２～3人以外俺を見なかった。

つまり残りの20人以上の人間は俺を付けていた奴らの可能性が高い。

正直想像を超える数だ。