触れてはならぬ者

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増『……教祖様?』 光『慎吾の親はやばい集団の教祖様なんだよ!だから教祖様を探し回ってるりょうにいちゃん達を殺した!きっとりょうにいちゃん達が危険な奴だと勘違いしたから。』 増『……だからって殺すなんて…なんかおかしいよ!』 光『慎吾…りょうにいちゃんの最後の日記を見てみて。』 ‘7月16日’ 明日奴らと接触をとる。 正確には取れるかはわからないが、きっと来る。 今日俺は一日中歩き回った。 そして至る所にメッセージを残した。 ‘7月17日夜8時黄泉川橋’ どうせ奴らは俺を監視してるだろうから、利用させてもらった。 もしかしたら俺はこれが最後の日記になるかもしれない。 これを日記を見つけた奴はこれを光輝に渡してくれ。 万が一の時の為に光輝にメッセージを残す。 ~光輝へ~ これだけは言っておく。俺は俺の意志で動いている。 誰の指図もうけてない。 光輝お前は俺にとって大切な弟だ。 その大切な弟の大切な友達。 だから俺にとっても大切だ。 光輝、友達は大切にしろ。 最後まで力になってやれ。 ~りょう~
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