触れてはならぬ者

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ハ「そう。しかし“輪廻破棄の条約”を結ぶとどうなるか?」 と「“輪廻破棄の条約”を結ぶと二度と輪廻転生が出来なくなるんです。その契約は12の各伝承者1人と契約すると成立してしまいます。彼はゴールドの伝承者と契約したのでしょう。」 ユ「え?でも契約をしたゴールドとハインさんには何のメリットがあるんですか?」 柊「ユキ。仮にその契約を繰り返していったらどうなる?」 ユ「………!?」 と「わかりましたか?契約を繰り返していったら、地球にはゴールドだけになってしまいます。」 ユ「そんな……でもハインさんは!?なんのメリットもないじゃないですか!?」 柊「ユキ。黒の目的を思い出して。彼等はカリポストに土産を持っていく事が目的。つまり地球に対しては何の未練も感じていない。」 と「その代わり手を出すなって言う裏カードがある訳です。ですよね?ハインさん?」 ハ「ええ。その通りです。彼等と争っている時間はありません。要は私達カリポストはゴールドとシルバー以外のカリポストと戦争をします。」
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