幸せなとき

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次の日から乃愛はそっけなくなった。 蒼太には何故かわからなかった…。 同じ気持ちだと思っていたのに… 幾度となくもうバイト以外では会わないと言われた。 必死に引き止めた。怖くて…怖くて… こんなに好きなのに どうして…。 乃愛『もう優しくされただけで好きになりたくない…。同じことを繰り返したくない』 何をいっているの? 好きになってくれなきゃ困るよ…こんなに想ってるのに…。 乃愛『蒼太の優しさに甘えてしまいそうで怖い…』 いいよ?全然甘えてよ? 乃愛『でも蒼太の優しさと彼の優しさは何か違うの…。』 当たり前じゃないか…。違う人間なんだから。 …連絡は取れないと告げられた。 必死に言葉にならない気持ちを言葉にした。 本当に好きな事、今までの事。 それでも 乃愛 『蒼太のその気持ち 受け止められなくてゴメンね 乃愛は今彼の事で 頭いっぱいなの 他の人とか興味なくて だから蒼太の連絡を 切る事にしたの… 蒼太から見たら彼は酷いと思うかもしれないけど 良いところが勝ってるから乃愛は彼といるんだと思うし 好きだし離したくないって思う 蒼太ならこの気持ち分かると思うんだよね… 乃愛も今辛いよ けど一生懸命頑張ってる だから蒼太も頑張って 違う人好きになって 幸せになってね』
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