0人が本棚に入れています
本棚に追加
次の日から乃愛はそっけなくなった。
蒼太には何故かわからなかった…。
同じ気持ちだと思っていたのに…
幾度となくもうバイト以外では会わないと言われた。
必死に引き止めた。怖くて…怖くて…
こんなに好きなのに
どうして…。
乃愛『もう優しくされただけで好きになりたくない…。同じことを繰り返したくない』
何をいっているの?
好きになってくれなきゃ困るよ…こんなに想ってるのに…。
乃愛『蒼太の優しさに甘えてしまいそうで怖い…』
いいよ?全然甘えてよ?
乃愛『でも蒼太の優しさと彼の優しさは何か違うの…。』
当たり前じゃないか…。違う人間なんだから。
…連絡は取れないと告げられた。
必死に言葉にならない気持ちを言葉にした。
本当に好きな事、今までの事。
それでも
乃愛
『蒼太のその気持ち
受け止められなくてゴメンね
乃愛は今彼の事で
頭いっぱいなの
他の人とか興味なくて
だから蒼太の連絡を
切る事にしたの…
蒼太から見たら彼は酷いと思うかもしれないけど
良いところが勝ってるから乃愛は彼といるんだと思うし
好きだし離したくないって思う
蒼太ならこの気持ち分かると思うんだよね…
乃愛も今辛いよ
けど一生懸命頑張ってる
だから蒼太も頑張って
違う人好きになって
幸せになってね』
最初のコメントを投稿しよう!