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煉(…本当に馴染んでいけるかな……また…いじめられないかな……)
そう不安を感じていながらも、この引っ越しに賛成したのは自分だから…と自分に元気づける。
そして席に着く。
煉(……視線が…大量…恥ずかしいな…)
すると大量の視線の中、煉の前の席だった少し大人っぽく、後ろで髪の毛をまとめ、メガネをかけた女子が煉にしゃべりかけてきた。
?「あたし、嶋田亜加鯉(シマダ アカリ)です。よろしくお願いします」
と、一言。
煉「あ…こ、こちらこそよろしくです(ニコッ」
返事はもちろん返す。煉の中では常識だった。
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