2.星待

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「……今だって、また、ぎゅっと、抱きしめて、欲しいって、思ってるんだよ。  一昨日の、夜、寂しくて、ゆーちゃんの、部屋の、前まで、いっちゃったし……。  ……ほんと、ごめんね。私、お姉ちゃん、失格だよ。ゆーちゃんの、事、弟として、見れないよ……」 はるねぇの声が、音の一つ一つが、意識を真っ白にしていく。
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