~いつもの放課後~

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…………… ……… … 誰もいなくなった指導室で無機質な音が鳴り響いた。 -ピピピピピッ- そして、音が止むのとほぼ同時に誰かが話し始めた。 「----はい。メールは確認したようです。----はい。引き付き監視いたします。それでは----」 -ピッ- 「あぁ~あ、上司に敬語を使わなきゃいけないのはわかるけど、メンドーなんだよなぁ~」 ポケットにしまい込んでいたナイフを、 まるでペンを回すかのように扱いながら、 その少年は呟いた。 「ねぇ、センセー。これから楽しいゲームが始まるんだよ。ワクワクするよね?」 少年は、無惨に転がっている教師を足でつつきながら、楽しそうに問い掛けた。 しかし応答はない……… 「あれっ!?無視ですかぁ~センセ。ねぇ?」 「あっ、そっか。僕が殺しちゃったんだ。でも、死んじゃったからって、僕の話を無視するのは良くないよね?」 そういうと少年は、持っていたナイフを教師の顔に突き立てた。 死体の口にナイフを入れ、 ゆっくり… ゆっくり…… 横に横にと切り裂いていった、 そして、死体の口は耳の辺りまで裂け、まるで、ピエロのように見えた。 「これでよしっ!!いい笑顔だねっ。センセ」 そうゆうと少年は、ナイフを元あったポケットにしまい、指導室を出た。 「じゃあね、センセ」 … ……… ……………
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