第二章 上村隼人

4/5
前へ
/72ページ
次へ
 だが、やってもやっても、中々先に進めないゲームに、嫌気がさしてきて、ついには、そのゲームコーナーから外に出てしまった。 「『アイスクリームはいかがですか?』をやっていてもつまらないや。何かほかのゲームないかなあ」 2  隼人はそう思って、ゲームセンターの中を歩いていると、目の前に、金色に輝くゲームコーナーが見えてきた。 「『光と闇のデスゲーム』?」  初めて聞くそのゲームのタイトルに興味を示した隼人は、やりたいという衝動にかられ、ついに は、そのゲームコーナーの中にまで入ってしまった。
/72ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加