プロローグ

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 そう言って、ジュジュは、時の砂を太陽に向けて叫んだ。 「パナルティ・ピナルティ・プナルティドン。時を司るもの、我に力を与えよ」  ジュジュがそう唱えると、時の砂に光が放たれ、その光が見る見るうちに、小さくなった。  失敗と、誰もが思ったこの時、この瞬間、新たな事が起こるのである。
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