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「望月叶です。よろしくお願いします」
「白鳥葵です」
「秋山空だ。まあよろしく」
雛見沢に新しい風が吹く。転校生が来る事自体は最近になってそこまで珍しいものではなくなってきたが、一度に三人もの転校生がやって来るという前例はなかった。
クラスは転校生が三人も来た事に驚き静まり返っていたが、知恵の拍手を皮切りに教室に拍手が響き渡った。転校生が雛見沢分校の一員として認められたのだ。
「望月さんは園崎さんの隣へ、白鳥さんは竜宮さんの隣へ、秋山さんは前原君の隣にお願いします」
転校生達はそれぞれ指名された席についたのだった。
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