揺らぐ心境

2/6
46人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
―――― クルエラは鎖に繋がれていた。身ぐるみはそのままで武器もちゃんとある。だが1ミリでも動けば高圧電流がクルエラの体を流れ、抵抗する力を奪っていた。 何故クルエラがこの牢獄にいるかというとシャボンディ諸島の事件で、バーソロミュー・クマに運悪く此処に吹き飛ばされた。抵抗したが、ここの局長、マゼランにやられた。死をとクルエラは覚悟はしていた。 だが上からの命令、つまりセンゴクの命令で命だけは助かった。何故センゴクはクルエラを生かしたのかは、センゴクだけが知っていた。 「…っ――」 顔を歪ませて、体の痛みを必死に堪えていたのはポートガス・D・エース。そうクルエラは地下5階にいれられていたのだった。するとエレベータが、ガタンッ!!と動いている音が階に響いた。 誰か降りてくる、 誰か近づいてくる、 ,
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!