序章

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人はレールの上を歩くんだ。 真っ青な空の下にある一本のレールの上を。 つまるところそれが人生で。 人はレールに花を飾るんだ。 それは嬉しいことであったり、悲しいことであったり、楽しいことであったり、辛いことであったり。 そして終点に着いた時振り返って花に飾られたレールを見て思うんだ。 ――あぁ、いい人生だったなぁ、ってね……。
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