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英:「…やっぱり馬鹿だな。考えてもみろ。ノアの箱舟ってのは地球上の全種類から対の一匹ずつしか選ばれないんだぞ?しかもその選ぶ基準もわからんし…たとえ俺らのなかから選ばれるとする。男は俺だとして…女はキミらのどっちか1人だけなんだぞ?選ばれるために友達同士で殺し合いでもする気か?」 紅祢:「うぅ…」 聖奈:「英!!言い過ぎだよ。」 英:「これくらい言わなきゃわかんねぇだろ?それに紅祢は昔からこういう不思議なもんに憧れて危ない経験ばっかしてるだろ?この間なんて…UFO探すとか言ってどうなった?」 紅祢:「それ言わないでよ…」 紅祢は今にも泣きそうだ。 聖奈:「もうわかったから止めてあげよ?」 紅祢:「……もう馬鹿なこと言わないよ。」 英:「…ふん。」
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