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佐「源田、源田!行くぞ!」
源「あぁ…」
…ヤバい、佐久間が可愛すぎる、1つ1つのしぐさが可愛すぎて理性がぶち壊れそうだ。
佐「源田ぁ…何ボーッとしてんだよ!」
源「え……っ?!」
はっと我に返ると、佐久間の顔がかなり近くにあって胸が高鳴る。
佐「源田?」
源「悪い悪い…ちょっと考え事しててな…」
佐「ふーん。」
あぁ…堪えろ俺…握ってる小さい手とか、良い匂いの髪とか寒さで真っ赤な頬とか長いまつ毛とか…全てが愛しい。
源「だいぶ暗くなって来たな…」
佐「…ぅん」
源「そろそろ中央広場のツリー見に行こうか。」
クリスマスデートだから目的は街の中央広場の巨大なツリーを見ること。
夜はイルミネーションで彩られてとても綺麗だ。
佐「そうだな…」
佐久間の手をもう1度しっかり繋ぎ直すと再び歩き始める。
暫く歩くと巨大なモミの木が見えてくる。
深い緑にカラフルなイルミネーションが映える…さらにその前でツリーを見つめる佐久間が綺麗だ。
暫く佐久間を見つめていると、顔に冷たい液体がかかる。
まさにクリスマスの奇跡だろうか…
佐「あ、雪…?」
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