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『かめのえっちぃ~。俺の裸見ちゃってさぁ』
少しふざけた口調でそう言うと、凄い勢いで睨んできた。
『誰が見たくて同じ男の裸なんか見るんですか。あなたが勝手に披露してるんでしょ。不可抗力にもほどがあります』
そう言うと、服を拾い終えたのか部屋から出て行こうとする。
『かめぇ~。置いてかないでくだぱい』
『早くお風呂に入って下さい。洗濯と朝ご飯は私がしておきますから』
『頭痛いから無理~。今日は仕事…『休むとか訳の分からない事は言わないで下さいね?』』
『……………………』
俺の言葉に凄い笑顔と共に被せてきた亀。
やばい…。
あれは結構苛ついてる…。
『無言は了承と受け取りますので、早く支度をして下さいね』
最後にまたとびきりの作り笑いをして亀は部屋から出て行った…。
早く起きて、風呂入ろ……。
こんな感じで俺の今日の一日は始まった…。
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