動き始める風車

13/15
前へ
/83ページ
次へ
正直なんで、初対面の人にここまで親身になってくれるのか分からなかったが、彼女の話しは心に響いた。 「わかった。もっと前向きに、後ろを振り向かないようにするよ」 「ふぅ…良かった。最初あなたの顔見た時飛び降りにきたのかと思っちゃったよ」 え?飛び降りに? 「それはないって!」 「うん。そうみたいだね。私の早とちりだったみっい」 その後も、しばらく学園の話しなど他愛ない話をした。
/83ページ

最初のコメントを投稿しよう!

91人が本棚に入れています
本棚に追加