怪盗すとーむ

３

―Ｍside

Ｏ「んじゃ、いってくるー」

Ｎ「いってきます」

Ｍ「あ、いってらっしゃい。
　　気を付けて」

ＮＯ「はーい」

次の日の朝、
９時１５分前に
家を出ていったりーだーとにと

りーだー、まだ
寝ぼけてたけど大丈夫か？

１０時３０分開店に向け
昨日の仕込みの続きを
していると、擁くんが下りてきた

Ｓ「おはよう、ぜん」

Ｍ「おはよ。
　　はい、コーヒー」

Ｓ「おお、ありがと！
　　２人とも行った？」

Ｍ「うん、５分ぐらい前に」

Ｓ「そっか」

Ｍ「りーだー、まだ寝ぼけてた」

Ｓ「ははっ、起きてすぐ
　　だったんだろうね」

Ｍ「前もって起きるってこと
　　しない人だしね」

Ｓ「そうなんだよー！
　　直前にしか起きれないのね」

擁くんは新聞を読みながら
俺が淹れたコーヒーを飲んだ

俺は仕込みを終え、
カウンターに座る擁くんの隣に
そっと腰を下ろしてみた

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