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―S目線
遅いっ!
葵くんとにのが
昨日の宝を売りに行って
もうだいぶ経つ
S「何かあったのかな!?
ねぇぜん、大丈夫かな!?
ふたりともかわいいから
さらわれたりしてない!?」
M「擁くんうるさい」
S「だ、だって‥‥」
M「大丈夫だって。
歩いたら往復で1時間
ぐらいかかるんだし、
もうすぐ帰ってくるよ。
それより、もう開店
してるんだから、
ちゃんと仕事して」
S「だってお客さん
いないし‥‥」
M「いつものことだろ?」
S「そうだけど‥‥」
そうしていると
外から話し声が聞こえた
S「帰ってきた!
ねぇ、帰ってきたよ!」
M「帰ってくるだろ、普通に」
N「ただいまー」
O「ただいまー」
S「おかえり!
心配しましたっ!」
N「なんで」
S「‥‥いや、こっちの話」
NO「?」
M「阿部ちゃん、起きて。
もう開店してるし、
ふたり帰ってきたから」
A「んぅ‥‥?」
いつの間に寝てたの、
阿部ちゃん!
しかもお店で
A「あ、おかえりー!」
N「元気ですね」
A「うん!
今充電したからね!」
M「さっき起きてきた
ばっかなのにね」
明るい笑い声が住宅街に響く。
今日も僕らは元気です
.
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