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やってらんねぇ!もぅ辞めてやるぜ!
僕は腰に巻いていた腰袋を社長に向かって投げつけた。
中島さん「ちょっ💦落ち着けよ柴ちゃん!」
帰る準備をしていた僕を必死になだめる中島さん。
この人は僕が18才の時、右も左も解らない僕に建築のイロハを教えてくれた大工さんだ。
「いや、もうイイんすよ。前から辞めようと思ってたし。中島さんには色々お世話になりました。」
僕はそう言いながら現場を飛び出し街の中に消えて行くのであった・・・
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