プロローグ

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コツ…、コツ…。 静まり返った、闇夜の路地裏に足音が響く。 人気の無い夜。 月も雲に隠れてしまっている。 コツ…。 足音は、1つの扉の前で止まる。 ギィィ…。 木の扉を開けると、暖かな光が闇に差し込む。 その光の中に、足音は消えていった。 バタン…。 扉がしまると何も無かったかのように、また静かな闇の路地裏に元通り。
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