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応蘭学校
トレイン「…着いた」
レオンはよろよろと降りてヘルメットを渡した
レオン「はぁはぁ…トレイン…頼むからあんな運転止めて」
トレイン「?普通だ」
レオン「はぁ!…うぷ…時速80出しながら曲がるのが普通ですか…」
トレイン「遅れる……あいつの名前解るか?」
トレインはある男を指した…10人中8人がかっこいいと答えるような男
もうすでに女性に囲まれている
レオン「あいつ?確か…黒柳宏介[くろやなぎ・こうすけ]、高校生に入りながらも俳優やってる」
レオン「…かまかけてみる?」
トレイン「…まだ早い…だが調査しといてくれ」
レオン「解った」
トレイン「あと…真理にストーカー被害が終わったか聞いておいてくれ…」
レオン「そうだね、まだ被害は無いと思うけど…」
トレイン「…そして最後に言う事がある」
レオン「なに?」
トレイン「遅れるぞ?」
キーンコーン
レオン「……後でケーキ奢れバカ野郎!」
レオンは走って教室に向かった
トレイン(さて…こっちも調査か…)
トレインはあの男…黒柳の家に向かった
昨日のマンション前
トレインは適当にバイクを止めて三階に向かった
トレイン(確か…314号だったよな?…)
トレインは310号室のチャイムを鳴らした
ピンポーン
ハァイ
ドアから若い女性が出てきた
トレイン「すみません私は何でも屋の者です」
女性「何でも屋?」
トレイン「探偵見たいな物です…それで314号室の事で聞きたいのですが」
女性「私忙しいんだけど他当たってくれる?」
トレイン「一万払います」
女性「で何話せばいいの?」
トレイン「お子様の事で」
女性「お子様?確か一人暮らしだったはずよ」
トレイン「そうですか、その人はどんな人だか解りますか?」
女性「そうね…あんまり会ってないけど普通の人だよ」
トレイン「そうですかでは彼女とかはいないのですか?」
女性「いないんじゃない?ご近所付き合いもないし」
トレイン(…なんとなく解った…聞いた感じではストーカーでは無いと思うが…)
トレイン(…とりあえずこんなものか…)
トレイン「ありがとうございます」
と一万を渡した
女性「ありがとう♪ねぇ上がっていかない?」
トレイン「すいませんまだお仕事の途中ですので」
トレインはバイクに向かった
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