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バキッ
ボコッ
ドサッ
そんな音とともに、そこに立っているのは1人になった。
「…チッ。情報ねぇなら、俺に構うな。」
そこに立っている少年がもう動くことない男たちに向かって言った。
あたしは、その少年に近寄った。
ジャリ……。
砂を踏む音がして、少年はこっちを振り向いた。
「まだ残ってたのか。
俺には敵わねえよ、帰んな」
少年は、あたしに背を向け歩き出した。
あたしは、その後ろ姿に殴りかかった。
ガンッ
ーーーーーバシッ!!
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