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「嘘だろ…。
今までどこにいたんだよ!?」
尊は、足の痛みも忘れて、あたしに近寄って来た。
「お前、足大丈夫なのか?」
「へ!?…いっーー!!」
尊は、思い出した途端、痛みが襲ってきたようで、後半は声になってない。
「クスクスッ、相変わらずお前は面白いな。」
あたしが笑うと、尊も「お前も変わらねえな。」と笑った。
「…………って、話をそらすな!!
お前、マジでどこにいたんだよ。」
ハッとなってそう言う尊にまた笑いがこみ上げてくる。
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