★プロローグ★

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「嘘だろ…。 今までどこにいたんだよ!?」 尊は、足の痛みも忘れて、あたしに近寄って来た。 「お前、足大丈夫なのか?」 「へ!?…いっーー!!」 尊は、思い出した途端、痛みが襲ってきたようで、後半は声になってない。 「クスクスッ、相変わらずお前は面白いな。」 あたしが笑うと、尊も「お前も変わらねえな。」と笑った。 「…………って、話をそらすな!! お前、マジでどこにいたんだよ。」 ハッとなってそう言う尊にまた笑いがこみ上げてくる。 .
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