4人が本棚に入れています
本棚に追加
~教室~
『私はリア・ベルローズです
よろしくお願いします』
ペコッ
?「やっぱりリアなのか!!」
『あっもしかしてリュウ?』
リュ「あぁ僕が日本に
帰っきてからリアの噂が
こないから
心配してたんだよ」
『私もお兄ちゃんに
呼び戻されちゃって…』
キュ「あれ?二人共知り合い
だったの?」
『うんっ』リュ「あぁ」
『あっ!!団先生ここって
団探偵事務所ですよね』
ダ「何故そのことを
知っているんだい」
『昨日遠山さんが
親切に教えてくれましたよ
……ダメでした…?』
ダ「Qクラスには
話しておきたいこと
だったから気に
しなくてもいい」
キュ「話しておきたいこと
ってなんですか!!団先生!」
ダ「リアくんが
言ったとうり警視庁を退職し
私立探偵としての第一歩を
踏み出した他ならぬ
この場所でね…!」
メ「本当にここが
"始まり"の場所!」
ダ「たった一人で
始めたこの探偵事務所で…
最初に手がけた
事件を通して
私はひとりの
才能あふれる少年と出会った
彼はやがて
私の助手となり
二人で多くの事件を
解決に導いていった…
その少年はいつしか
私にとってかげがえのない
パートナーに
なっていた…!
時には危険な事件に
力を合わせて挑み
卑劣な犯罪者によって
命を落としかけた私が
彼に救われたこともある
我々は民間だけでなく
警察からも捜査に
協力するよう
要請を受けるようになり
難事件を解決する
たびに次第に
その名をしられるように
なっていった……」
キ「先生!
その助手の人は
今はどうしてるんです?」
ダ「私の勧めもあって
独立して探偵事務所を
開いただが…
ある凶悪犯罪に関わり
命を落としてしまった……
もし今……彼が
生きていれば
私の後継者は間違いなく
彼になっていた…
彼ならば
なんの迷いもなく
私のこの……
"警視庁特別公認探偵"
の証である
メダルを
譲ることができた……
私がこの思い出の場所を
<Qクラス>の
教室にしたのはそうした
理由からだ
私は探偵として
最後の大仕事を
今一度
原点に立ち返り
やりとげようと
思っている」
最初のコメントを投稿しよう!