三日月

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その日のこわっぱは、23歳の男三人組。 詩織と紗枝は全身バッチリきめて念入りにメイク直しをしていた。 紗枝「文面からしてなんかまじでイケメンぽいんだよねぇぇっ。車はセルシオだってさぁ!!ちょっと三人来るから誰がいいかサイン出してよね」 詩織「OK!詩織も今めちゃくちゃ彼氏欲しいからさぁ。今日は頑張ってぶりっ子しちゃうよ?でも相手が不細工だったらすぐ帰ろうね」 私「あんまり期待してると合ってみてショックうけるかもしれないよー」 そんな会話を続けていると紗枝の携帯が鳴った 紗枝「もしもし?今ねぇ駅前にいるよ!えっもう?わかった。そっちの方向かいます」 そして電話を切る 紗枝「きたきたきたぁぁぁ!もう着いたって!やばぁぁぁ緊張するっ!今東口のロータリーだって!いっいくよ!」 きたきたきた! このドキドキ感はいい どんな人が来るのか。 それが1番楽しい瞬間だ! 私達は踏切をわたって反対口に向かった。
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