三日月

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すると男性の声がした 「おいっ!お前!大丈夫か?!何やってんだよ」 顔をあげると先程の良樹君がいた。 良樹君の話しによると、私は突然帰ると言い出し、一人でチャリに跨がったが、どう見てもチャリが漕げる様子ではなかった為、良樹君が運転し、私を送ってくれようとしたと 何故か私はチャリの荷台に後ろ向きで跨がり。 公園前に差し掛かった時 「鳥のように飛んで遥か遠くにいってしまいたい」 と泣いて話し、 「飛び立ちます」 そう叫んで走るチャリからダイブしたそうだ。 当然飛べるわけも無く。 身体と顔面を強打 あまりの痛さに酔いなんかすっ飛びましたよ
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