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[碧]「さあ、召し上がれ。」
光は嬉しそうに
[光]「いただきまーす。」
[風牙]「光ちゃん美味しい?」
[光]「うん。狼さん達は食べないの?」
[碧]「僕らはいいんですよ。」
[風牙]「本当に可愛いな。」
光はケーキを食べ終わると
[光]「なんか眠くなってきちゃった。」
碧達は笑顔で
[碧]「そうですか。おやすみなさい。」
光は眠ってしまう。すると、風牙が光を抱き上げて奥の部屋に連れていく。
[風牙]「なあ、碧。この子どうする?」
[碧]「可愛いから、傍に置いておきたいんですが…。」
[風牙]「奇遇だな。俺も同じ事考えてた。」
[碧]「問題は真央さんですよね。」
[風牙]「そうだ、真央ちゃんの事忘れてた。」
[碧]「真央さんがなんて言うか?」
[風牙]「そうなんだよなー。」
その時、真央が帰ってくる。
[真央]「ただいま。」
[碧]「お帰りなさい。早かったですね。」
[真央]「今日も、大量だよ。」
[風牙]「そっか、凄いじゃん。」
真央は光の存在に気付く。
[真央]「あれ?この子どうしたの?」
[碧]「森で会ったんです。」
[真央]「二人とも、この子どうする気?」
二人は答えに詰まる。
[碧]「それはその…。」
真央は二人の方を向くと
[真央]「まさかとは思うけど、売っちゃおうとなんて思ってないよね?」
[風牙]「うっ、それは…。」
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