エピソード1

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そいつの名前は岡田舞。 俗に言う幼なじみってやつだ。 俺は昔からあいつの事が好きだった。 可愛いし性格だって明るい。 俺が落ち込んでる時は傍でいつも励ましてくれた。 あれは小学校二年の時だったかな。 俺はクラスで一人だけ鉄棒で逆上がりが出来なかった。 前まわりはもちろん完璧だぜ? でも後ろにはどうしても回れなかったんだ。 それでクラスの連中にバカにされてた。 それで放課後一人で泣いてると舞が来て一緒に練習してくれた。 結局回れる事はなかったけど。 とにかくそんな舞の事が俺は大好きだった。 でもあいつは一年前にこの世を去った。
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