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「じゅんちゃん、待ってたよぉ!」
「淳君、お久しぶりです」
「淳さん……会いたかった」
「淳、遅すぎよ!」
…反射的に扉を閉めた。
なんだなんだ?
なぜ俺の部屋に女の子が…しかも皆可愛いし…
ってかこの家の住人より先に居るって…どうなのか…
色んな疑問があるが…いたしかない…開けるのが答えだ、一体なんだってんだ…
俺は再び扉を開けた。
「たくっ…何閉めてるのよ!」
間違い、皆美少女だ。
それもとびきりの、更に皆タイプが違うな。
……自縛霊か?
「くそっ…道理で母さんが前の家に決めたはずだ、訳あり物件とはな…」
「あははっ、相変わらずじゅんちゃんは面白いねぇ」
こちとらウケを狙った訳でもないがな…
しかし…見れば見る程…可愛いが……どこか会った気もする。
「なぁ…俺と会った事あるか?」
「えぇ?忘れたんですか?」
うっ…良心が痛む…
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