第一章

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「わかった……呼んで来てくれ……」 「待ってなさいよっ!!」 朔夜は学舎に向けて走って行った 「朔夜……すまない……」 俺はその場を立ち去った…… これで朔夜は俺を軽蔑するだろう…… 学校には休学届けを郵送しよう…… ほとぼりが冷めるまで…… 「コッチよコッチ!!」 「ちょ、待ってよ朔夜ちゃん!!」 「あれ?」 「朔夜ちゃん、ヒーローさんは?」 「逃げられた……」 「えっ、逃げた!!」 「透……私を甘く見たわね~っ!!」 ーー帰り道ーー 「あれ? 寒気が」
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