第一章

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バキィィィイ!! ドガッ!! ゴッ!! 「テメェ!! ムカつくんだよぉ!!」 「無能力者がぁ!!」 「目障りなんだよぉ!!」 俺の日常は いわれのない暴力に日々耐えるだけ 理由はただ無能力者と言うだけだ 瞳が青いと言うのも理由だろう 学校では能力の検査やランク付けをして クラス分けをしたが 俺の能力は解らずランク外に位置づけられ学校に来る意味は無かったが 何時か俺の能力が解明されて自分の力が何なのか知りたい為にまだ通い続けている 「くっ!!」 俺は睨み付ける 「反抗的な目つきだなぁ~」 「まだ、殴りたりねぇなぁ~」 「殴り過ぎて拳が痛てぇ~」 コイツ等はランク2の飛行能力者達だ 空中を飛び回り攻撃して来る卑怯者だ 何時も俺にちょっかいを出してくる 蠅みたいな奴らだ
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