第一章

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「コイツ上から落とすか?」 「面白そうだなぁ」 「死ぬかもな?」 「「「ギャハァハハハ!!」」」 俺はこんなクズ共に殺されるのか? 半ば諦め掛けた人生だし こんな終わりも悪く無いかな? なんて事を俺は今、考えて居た 家族で在るはずの母親や姉にも見捨てられて、世界には正義の味方なんて存在なんかしないましてや俺を助けてくれるような殊勝な人間なんか居やしない 「俺みたいな無能力者しかイジメられない雑魚が何をほざいていやがるんだよ」 「「「ああっ~んっ!!」」」 さて……最後の悪あがきでもしますかね? 俺は喧嘩は強いが能力を使われると逃げるしか手が無く逃げていたが理由は他にもあって ランクの低い能力者なら大概は勝利して来たんだがそのたびに入退院を繰り返して家族に迷惑を掛けて来た訳だ……
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