残された時間

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 戦争の場合、逃げるとこもなく余裕もない。 おそらく日本人ほとんどは諦めるだろう 自殺する者も出るであろう。 噴火の場合、人間達は残された時間をどう過ごすのか。 もしも10月28日に噴火するとしたら それを知っている人間はどうなるのか? 残された時間を楽しむ者。 今までの憎しみで犯罪に手を出す者。 気が狂う者。 死ぬこと死ぬ程恐れる者。 あなたならどう過ごすであろうか。 楽しむ者はとことん金を使いほしいものを買いやりたい放題。 犯罪を起こす者は人を殺し、逃げつづけ悲惨な日々。 気が狂う者はほとんどうつ病状態になり周りに迷惑をかけるであろう。 死ぬことを恐れる者はびくびくしながら楽しむ事もなく怯える日々。 だが、それは滅亡する日が近づくにつれ 人類がやることは共通する。 我を失い食べ物を食い荒らし、殺し合い、自分だけの事を考え、愛などない。 生きるのに必死なのだ。 残り2人になったときその人を愛していても殺さなければならなくなる。 食料がないからだ。 だがいつか食べ物は尽きその者も死ぬ。 どうだろうか。恐ろしい限りだ。 噴火は抑えることはできない。 明日噴火してもおかしくないのだ。 技術が発達している日本はどうするべきなのか。 温暖化。エコ。 結局なんの意味がある? 結局は滅びるのだ それが2011年10月28日なのだ 意味などなく、星はいつか滅びるのだ。 今からじゃもう遅いのだ。
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