再来

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再来

視界の端(はし)に感じる横顔 微笑んでる気がして目を伏せた 地上の掟(おきて)は大切だけど 後悔だけはしたくない 君の声 雲間の光 殻に畳(たた)まれた翅(はね) じっと暖めて 守り続けた心の凪(なぎ) なのに 抜き去る吐息でさえも空気を震わす もう忘れたはずの感触 柔らかに溶かされていく 無惨な記憶の痛み その腕が包んでくれるなら 灰の空でも羽ばたける 古い傷痕(きずあと)にそっと触れ 何度も流した涙 今 冷たい胸に注ぎ込まれる 温かに脈打つ感情 飛び込ませて 純白の夢
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