第3章:【学校】

6/9
前へ
/99ページ
次へ
あ…れ? ここは…? 目を閉じたまま場所を考える…。 久しぶりに嗅いだ匂い… この匂い… どこかで嗅いだことがあるような…。 気になって目を開くと 真っ白い天井?が見えた。 そうだ保健室だ。 そっか…さっき感じた匂いは… 保健室の匂いだったんだ~ 保健室の匂いって なんか特徴あるしなぁ…。 ふぁぁ… ねむ… 2度寝するか… 学校開始まで… あと何分かなぁ? って… ここ学校の保健室だから もう…学校始まってるし!! っていうかなんで ウチ…保健室で寝てるの? ウチって 保健室でサボるような 悪い子ではなかったような…? 気もするような?(曖昧) そういえば確か… 朝、一樹に会って…会って… なんだっけ? ああ!もう… 思い出せない まぁいいや(笑) とりあえず…先生…先生っと カーテンを開けてみると 机に座って電話をしている保健の先生… 國威 楓(こくい かえで)こと、 楓先生がいた。 楓先生は電話を終えると ウチの方を見た。 楓「貧血ね… もう大丈夫よ…。 覚えてるかな? 恵美ちゃんはね? 登校中に倒れたの… 恵美ちゃんの家より 学校の方が近かったみたいだから保健室で休ませさせてもらったわ。 まぁ貧血の原因は… 生活週間にあると思うから、睡眠やバランスのとれた食事を摂ってもらえれば大丈夫よ。 始業まで後15分はあるから あと…5分は寝ていられるわよ」 ごっ5分か…💧 寝てもすぐ起きなきゃなぁ💧 まぁでも 少し寝るか。 そう思って 毛布に身を包んでしばらくすると 鐘が鳴った。  
/99ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加