第3章:【学校】

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ニコニコと(ウザったらしく) ウチのことを笑っていたその男… 秋月 一樹(あきづき かずき)… ウチが さっきまで(過去形) 会いたいと思っていた 友達の1人だ…。 なんで過去形かって? 決まってんでしょ!? 朝っぱらから驚かされて 不機嫌にならない人って いますか?? 一「よっ久しぶり って、おまえなぁ 久しぶりに会った相手に 幽霊でも見たような顔すんなよ… マジ落ち込むぞ…」 一樹こと…バカは、 ため息をつくと ウチの頭に手を乗せる。 うん…。 この手のぬくもりは イヤではないよ?? でも… なんか… ペットみたいで 気に入らないんだ。 これでしっぽフリフリしてたら 完全に犬だ…ウチ…。 そんなウチを無視し ご主人様(ではないけどそんな感じ)である一樹が にっこりと笑う。 久しぶりに一樹の八重歯が見れた。 ウチはこの八重歯 結構好きなんだなぁ(笑) なんか分からないけど 八重歯っていいと思うんだ(笑) ウチ個人の意見だけど…。  
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