欲情と心情

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「ふにゃあ…っ」 その途端、今まで気持ちよさそうにしていたナツが、悲鳴に似た可愛らしい声を上げてぴくんと体を震わせた… あまりの可愛い反応に、そのまま何度か尻尾を強弱を付けながら握ってみると耳をピクピクさせながら上目使いで見上げてくる… 「っ…」 「ごしゅじ…しゃ、ま…」 目があった瞬間、なぜかドキンと胸が高鳴った… (いや、いや…あり得ないだろ普通…) (…こんな小さな子供にときめくなんてあり得ない…)そう思いつつも、もう一度だけ強めに尻尾を握ってみる… 「ゃ…ンぅ…」 ドキッ… 次にナツが発した声は先程とは少し違う… だが、どうしてだろうか…どこか色っぽいように感じた…
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