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春都としばらくバスケをしていると、体育館に美咲がきた
「愛ちゃんお待たせ!」
「だれが愛ちゃんだよ」
「愛斗だから愛ちゃん!」
「次言ったら投げ倒すよ?」
「ごめんごめん・・・
楽しかった?バスケ」
「あぁ。楽しかったよ・・・美咲も部活お疲れ。」
「ありがとう。凄い汗かいてるねそんなに本気でバスケやってたの?」
「バスケは本気でやらなくても汗かくんだよ。柔道もだけどな。」
愛斗と美咲は楽しそうに会話をしていた。
その間、春都は山田先生と話していた。
「先生・・・愛斗は多分、バスケ部に入ると思います」
「面白い力をもった子だね・・・怪物になるか・・・それともただの少年に終わるか・・・この先が楽しみだね。」
「よろしいですか?」
「彼自身が決めること・・・わたしは来る者は拒みませんよ。」
「おーい!春都、俺帰るから。今日はありがとう。楽しかったぜ」
愛斗と美咲が体育館の入口で手を振っていた。
「うん。お疲れさま、いい返事待ってるよ」
バタン!
愛斗は返事をせずに体育館から出ていった
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