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「なぁなぁ紘史」
「ん?」
「渡辺って子去年からいた?」
「あー徹哉クラス違ったもんな。そら知るはずないわな。彼女、去年の最後のほうに転校してきたんだ。」
「へぇ、そうなんだ」
と言って、外にいる彼女をみる。
転校してきたんだ。
「好きなんだ」
急に聞かれ焦るが、
「す、好きじゃねぇし」
「ほんと嘘つくの下手くそ」
って言われながら笑われた。
飯食い終わって時間があったら声かけに行こうかな。
「ごちそうさま」
もう紘史がご飯を食べ終えた。
「はやっ!」
当たり前だ。まだ昼休みが始まって5分しか経ってない。
「見とれすぎなんだよ」
徹哉の顔が赤くなる。
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