私立防衛魔学園

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月(ゆえ)「おかえり、マリア。」 そう、私の家族は月。 「月」って書いて「ゆえ」って読むの。銀色の長い髪に真っ赤な瞳。 初めて合った時はちょっと怖かったけど、今は大好き! マリア「私、もう17歳なのに、基本の魔法すら使えないって変だよね。もしかして、魔力がないのかな?」 それはない、魔力や素質がなければ防衛魔学園には入れないのだから。 いつも帰るとこの会話。 月「…君は特別なんだよ。」 特別? 月「ゴメン、なんでもないよ。今日はもう遅いから、ご飯食べてお風呂へ入って早く寝ようね。」 マリア「?…うん。」
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