第一章

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回想・全焼した屋敷の前 (SE)平手打ち イェシカ『親父が俺の保護をアンタに依頼しただと? そんなことするわけねぇだろ! “一家心中”なんだから、俺は入ってねえんだから!』 イェシカ『俺が殺したんだって言えばいいだろ!! 親友が自殺したのは俺のせいだって、アンタそう言いたいんだろ!?』 ディートレイ『……ぉーい、ちょ、おーい、ちょうかーん?』 ユリアン『おっと(咳払い)……少し喋りすぎたな。わたしは忙しい、貴様は大人しくしていろよ』 ユリアン退室。 ディートレイ『……リヒトくんは長官の親友の息子やったんか……でもなんか、フクザツ? よくわからへんけど、 ―――ん?』 ディートレイが写真を拾う。 ディートレイ『なんやこれ。……女の子の写真やん。なんや見たことある気ぃする子やけど……長官の落としもん?』
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