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「………」
あー、どうしよどうしよ
亮がご飯作りにキッチンに
行ってもうたから部屋には
僕と大倉さんだけ。
ぶっちゃけ僕大倉さんのこと
詳しくないから何話せばええか
わからへんよー…
「えっとー…、大倉さんっていくつなんですか?」
緑「24です。安田さんは亮ちゃんと同い年ですよね?」
「そうです。って、大倉さん僕より年下なんですか?信じられへん」
緑「ふふ、俺よく実年齢より上に見られちゃうんですよねー」
いやいやいや、
こんな背でかくて
大人っぽいのに
僕より年下なんて
ありえへんー!
「羨ましいです。僕、子供っぽいから歳相応に見られたことないんで」
緑「んー、でもそれが安田さんのええところやと思いますよ?」
「へ?ほんま、ですか?…嬉しいです」
大倉さんの言葉が素直に
嬉しくて喜んでいると
急に視界が暗くなって
体が感じる圧迫感
緑「安田さんかわええー!!」
「えっとー…大倉さん?」
頭がしがしと撫でられて
何故か僕はすっぽりと
大倉さんの腕の中に。
てか、大倉さんの
腕の中にすっぽり
はまっちゃう僕って…
複雑ー…(笑)
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