俺とシロさんの初デート的なもの

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「傘を握りしめたトト○が猫○スにまたがって砲撃の中を特攻して門を一撃で粉砕するシーンには流石の私も拳を握りしめました」 「○トロつぇえええ!」 空から無数の砲撃が降り注ぐ戦場を颯爽と駆け抜けるト○ロが瞬時に脳裏に浮かぶ なんとなく違和感がないが小さいお子様には見せられないな 「さて、冗談はこのくらいにして一体何ができたというのですか兄」 ぬるりとコタツから抜け出した妹がやっとこちらを向いた 「要件があるならこのCMが終わるまでに簡潔に述べてください。」 「え?あ、はいッ」 「で、CM中とはいえ私をコタツから抜け出させた代償程度は面白い話なのですよね」 「当たり前じゃないか。」 俺はコホンと咳払いして
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