第二話

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「そうか…では…おまえは今でも私のことが憎いか?」 「え?ど、どうゆう事ですか?」 「それは「ちょ、ちょっと待って下さい。」?」 「二人には込み入った事情があるみたいだけど、そろそろ訓練に入ってもいいかな?その事は後で話し合うとして。」 む、いかんな。つい無駄話をしすぎたらしい。 らしくもなく感情的になってしまった。 「申し訳ありません。高町一等空尉。」 「えっと、すいません。」 「うん!それじゃあちょっと遅れちゃったけど、先に自己紹介からね。式の時に説明したけど、今回フォワードメンバーへの陸戦教導のために来てくれたフォルクス・フェンリル陸曹。」 「フォルクス・フェンリル、階級は陸曹だ。よろしく頼む。」 「スターズ分隊ティアナ・ランスター二等陸士です。」 最初はオレンジ髪をツインテールした女性局員が自己紹介をした。 少々だが私のことを睨んでいるな…。 「同じくスターズ分隊スバル・ナカジマ二等陸士です…。」 次にスバルか...こちらは少々雰囲気が暗いな...。 今の話しを引きずっているのか? 「スバル二等陸士、先の話しは、私からふっておいてなんだが、あまり気にするな。後で必ず説明する。」 「はい。ありがとうございます。」 ふむ、少しは雰囲気が明るくなったか。 次は... 「ライトニング分隊エリオ・モンディアル三等陸士です!」 赤髪の少年か...やはり若いな。声からしてやる気はあるようだがさて...。 「お、同じくライトニング分隊キャロ・ル・ルシエ三等陸士です!それと龍のフリード・リヒです!」 「キュクルー!」 こちらも若いな、何やら酷く緊張気味のようだが...。 しかし龍か...。 「龍を使う、とゆうことは、ルシエ三等陸士は召喚師なのか?」 「は、はい!」 召喚師か、今時珍しい。私も知っているかぎり他の召喚師は一人しか知らない。 ...もっともすでに故人だが。 「他にも使役している龍はいるのか?」 「えっと、もう一人いますけど...。」 む、この反応は...。 「制御しきれてないのか?」 「!はい、そうです。」
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