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ならばここまで予算を使わずに陸にも分けてほしいものだ全く。
ここが部隊長室だな。部隊長陳はかの有名なエースオブエースだと言うがさて...
ブー
「ハイ、どうぞ。」
「失礼します!」
部屋に入ると目の前に女性局員が三人いた。その中で少々大きめの机に座っているのがこの機動六課の部隊長、八神はやてだろう。
...資料で見たとおりまだ若いな。
「申告します!この度発足される古代遺失物管理部隊、機動六課へ出向を命じられました、陸士108部隊所属のフォルクス・フェンリル陸曹であります!今回ここ、機動六課へ配属される新人への陸戦教導のために出頭いたしました!」
だが仮にも上官のうえ部隊長だ。失礼が無いようにしなければ........む、返答がないな...もしや何か間違いでもあったか?部隊長以外の二名も唖然としているが...
「「「………」」」
「…八神部隊長?私は何か誤伸でもしたのでしょうか?」
「へ?…あ、いや大丈夫や、問題無いで。」
随分と変わったイントネーションだな。
「は!ありがとうございます。」
「えっと、フォルクスさんでいいんだよね?」
と、茶髪をポニーテールした女性局員が話しかけてきた。
確か彼女が...
「そうであります!高町一等空尉!」
「えっと、私達の前ではそんな固くならなくてもいいよ?」
「は!ありがとうございます!」
ふむ、この場合は休めの姿勢がいいだろう。
ザッ
「……いやそうゆうわけじゃ…」
「は?」
何かミスでもあったか?
「いや、なんでもないよ?あははは……」
「はやて、彼は?」
今度は金髪の女性局員が八神部隊長に話しかけていた。
彼女もまた有名な...
「そういえばフェイトちゃんにはフォルクス陸曹の事は話してないんかったな。」
やはり執務官のフェイト・T・ハラオンのようだな。
ロストロギア、夜天の書をもつ八神はやて、エリート執務官であるフェイト・T・ハラオン、そして不屈の精神をもつという戦技教導隊出身の高町なのは。
彼女達Sオーバーランクの人間を一カ所に集めるなど普通は考えられんな。
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